2019年1月28日月曜日

メルヘンの国から来た手紙

「ジョニー手紙が来てるよ。」
「そうか、持ってきてくれないかな。」

ジョニーはそう言った。
手紙を持って、ジョニーのいる部屋に行くと、ジョニーは、スクワットをしている最中だった。
「スクワットマジックを買ったんだ。」
ジョニーは言った。

「ありがとう、いまちょっと手が離せないから読んでくれないかな。」
ジョニーはスクワットを続けている。

「筋肉は裏切らない!」
ジョニーは言った。

「確かに」
僕は答えた。


スクワットマジック
***

***

メルヘンの国から来た手紙



「読んでもいいのかい」

「いいよ、別に誰かに読まれて困るようなことはしていない。」
ジョニーは言った。


「じゃあ読むよ。」

・・・ジョニー、元気か。おれだ、JAMだ。おれは元気だ!・・・

「JAM、JAMなのか。」

ジョニーは、スクワットマジックをやめて、僕を見た。

「JAMってだれ。」

「・・・JAMはJAMだ。」
ジョニーは笑った。
「そうだね」
僕も笑った。

ジョニーは、汗をふきながら、こっちを見ている。
「続けるよ」
僕は言った。

・・・ジョニー、しばらくぶりだな。そっちの暮らしはどうだ。メルヘンの国は特に変わりはない。

太陽は、いつもどおり登るし、誰も死なないし、ひどく傷つくことを言う人もいないし、悲しい気持ちになることも、いやな気持になることもない。

退屈といえば退屈だが、それは贅沢というものだろうな。
ジョニーそっちはどうだい?
また、メルヘンの国に遊びに来てくれ。JAM・・・・

ジョニーは、黙って聞いていた。それから、

「よかった。」

と言った。


JAMはいかれたラッパーだった!?


「JAMは、いかれた男だった。いつもアンパンやって、喧嘩ばかりしていた。でも、天才的なラッパーだった。」
ジョニーは話し始めた。

「そうなんだね。」

「おれとJAMは、ある時ライブハウスで出会った。」

「ジョニーはラッパーだったの。」

「違う。」
「おれは、ロックンローラーだ。今もね。」
「そうだろうね。」
僕は言った。

「この町の悪い奴はだいたい友達だった。
でも、みんな夢に向かって輝いていた。」

どっかで聞いたようなセリフだな。

「JAMは、いかれたラッパーだった。」

ジョニーはちょっと遠くをみて、思い出したように言った。

「あるときライブハウスで、おれとJAMは喧嘩したんだ。なにが原因かは思い出せない。たぶん、昔は、ロッカーとラッパーはお互い相いれなかったんだろう。」
どうなったの?僕は聞いた。

「ああ、喧嘩した後、おれとJAMは友達になったのさ。まあ、よくある話だ。」

「河原の土手で思い切り殴り合った後、握手をして友情を誓ったとか?」

「どうして知っているんだ!?」
ジョニーは答えた。

絵にかいたような話だね・・・


「でも、JAMに不幸がおきた。」

「JAMは、アンパンやりすぎたんだ。」

ジョニーは悲しそうに言った。

「JAMのまわりで何かが、間違っていたんだ。JAMは、真面目でいい奴だったからきっと現実の中でいろんなことに押しつぶされそうになってしまったんだと思う。」

「そうなんだね。」
僕は答えた。


「そして、JAMはメルヘンの世界の住人になったんだ。」



「そうなんだ・・・」


「JAMさんは、アンパンばかり食べていたんだね。確かにアンパンは美味しいよね。」
僕は言った。

ジョニーはちょっとためらった様子だったが、こう言った。

「最近は、あんまり言わないのかな。アンパンやる、っていうのはシンナーをやることなんだよ。」

「そうなんだ・・・」
僕は答えた。
JAMさんから着た手紙をジョニーに渡して僕は、ジョニーの部屋をでた。

メルヘンの世界のJAM


それからジョニーの部屋には、JAMさんからの手紙についていた写真が壁に飾ってあるよ。
赤いマントをつけたまん丸い顔をしたアンパンが飛び立つのを、JAMさんと犬と女性が、楽しそうに見ているよ。

ねえ、ジョニー、メルヘンの世界で、白いひげを生やして、ニコニコ笑って、パンを焼いている、JAMさんは、本当に楽しそうだよ。

著作権の問題が発生しそうだから、今回のお話には写真はないよ。


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2019年1月25日金曜日

サン・テグジュペリの「人間の土地」ギヨメの話

「本を買ったよ。」
 ジョニー山中は言った。
「なんの本だい?」
 僕は訪ねた。

「人間の土地 サン・テグジュペリの本だよ。」

「先日話していた、星の王子様の作者のサン・テグジュペリの本だね。」
「そう。」

「以前読んだ本なのかい?」
僕は聞いた。

「たぶん」
ジョニー山中は答えた。

サン・テグジュペリの「人間の土地」ギヨメの話

「たぶんって?」
「前も話したように、どんな話だったかも覚えてないんだ。
だから、この本が以前読んだものか確証がない。」

「おもしろいね。」
僕は言った。

「ただ、たぶんそうなんじゃないかと思うんだ。」
ジョニーは答えた。






サン・テグジュペリの「人間の土地」に30年ぶりにであう



「ただ、たぶんそうなんじゃないかと思うんだ。」

ジョニーは続けた。
「というのは、本をめくってみたら、ギヨメのことがでてきた。」

「ギヨメ?」

「そうギヨメ」

「ギヨメってなんだい?」

僕は聞いた。


「人の名前」
ジョニーは答えた。

「人の名前?」
「そうだよ。」
ジョニーは答えた。



「ずっと忘れていたけど、たしか、サン・テグジュペリを以前読んだ時もこのギヨメがについて思った記憶がある。」

「ギヨメについて思った?」

「ギヨメとはどんな人物なんだろうって。」

「確かに、ギヨメは印象的な名前だね。いまだにギヨメさん名前を聞いたこともないし、実際に出会ったことももちろんない。」

「1500万54年、この世界で過ごしてきたけれど、ギヨメさんに出会ったことはない。もし、フランスにギヨメさんがたくさんいるのなら、失礼になるかもしれないけれど、そんな印象的な名前だから思い出したんだ。」

ジョニーは笑った。

「でも、もしサン・テグジュペリの別の本に、ギヨメが出てきていたら、この本はジョニーが読んだ本じゃないことになるね。」

僕は、ちょっと意地悪して聞いてみた。


「多分、サン・テグジュペリも、
他の本にギヨメを登場させることはないと思う。それに」

「それに?」

「もし、他の本にギヨメが出てきたとしても、前に読んだ本についてギヨメ以外に何も覚えていないから、この本を読むことに全然問題ないと思うんだ。」

「確かに」
僕は、笑って答えた。





ねえ、ジョニー、私ギヨメさん知ってるわ。 本当? ウソ(笑)


********
サン・テグジュペリ 堀口大學とフランス文学

********

「ところで、このサン・テグジュペリの人間の土地を翻訳している人の名前もちょっと良いね。堀口大學。」

ジョニーは言った。

「ジャン・コクトーの詩集も翻訳した人じゃなかったかな?ジャン・コクトーなどのフランス文学の翻訳もしたし、堀口大學自身も詩人だった。」

「そうなんだね。」
ジョニーは答えた。

「若かったころ、堀口大學の翻訳が素敵だと思って、ジャン・コクトーの詩集を買ったよ。」
僕は、言った。

「ジャン・コクトーの詩集はどうだった?」

「忘れた・・・。まあ、若いころ、はしかみたいに通り過ぎたマイブームだったからね。」

「そうなんだね。」
ジョニーは笑った。


ねえ、ジョニー、私、堀口大學より中野うどん学校のほうが好きよ(笑)


*******

サン・テグジュペリの本はどうだい?

********

「ねえ、ジョニー。」
「なんだい?」

「人間の土地は、読んだのかい?」
「いや、ちょっと読んだけど、やっぱり面白くなかったよ。」
ジョニーは笑った。

「でも、ひさしぶりにこの本を手にしてよかった。なんだかすごくなつかしいし、1ページも読まないうちにすぐに眠りに誘われる。まるで精神安定剤のような本だね。」

「それに・・・」

ジョニーは言った。


「改めて読むと、すらすら読める本ではないけれど、その1行1行が、まるで詩のようなんだ。サン・テグジュペリの原作も素敵なんだろうし、堀口大學の翻訳もすごくいいと思う、僕にはね。

ジョニーは言った。

「そうなんだね、」
僕は答えた。

*******

人生を変える1冊に出会った??

********

「ねえ、ジョニー」
僕は聞いてみた。

「若いころ、この本が私の人生を劇的に変えた!、みたいなことをよく言ってる人がいたりした。君も人生を変えるような本に出合おう、みたいなキャンペーンもあった。僕も人生が変わる事を期待して、何冊か本を読んでみたけど、結局のところ人生を変えるような本には、出合えなかった。それからいままで、人生を変えるような本に出合ったこともない。
本以外でも、人生を変える大きな何かに出会ったことがないように思うんだ。どうしてなんだろうね。

ちょっと考えて、ジョニーは答えた。

「きっと可能性の話をしてたんだと思うよ。」
「可能性?」

「そう、可能性。」
ジョニーは答えた。

「この本が僕の人生を変えた!なんて、その時にわかる人なんていないと思うよ。きっと後から思い出して、そういえばあの時・・・と思うのが、大部分の人だと思うんだ。たくさん本を読んだらその可能性があるかもしれない、ということを言ってみたかっただけじゃないのかな。

「よくわからないけどそうなのかな?」
「そうだろうと思うよ。」

ジョニーは笑った。

ジョニーは、僕をなぐさめてくれようとしたのかな?

ねえ、それともし、ギヨメさんと出会うことがあったら教えてくれたらうれしいな。



ギヨメさん、どこにいるんだろうねえ?







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2019年1月22日火曜日

サン・テグジュペリについてジョニー山中は不意に語った。

夕暮れ時のジョニー山中


「サン・テグジュペリって知っているかい?」

夕暮れの河川敷の堤防に座っているとき、ジョニーは、そう言った。

サン・テグジュペリについてジョニー山中は不意に語った。


「知らない。」
僕は答えた。

「サン・テグジュペリは、フランスの作家だよ」

「そうなんだ。」

「星の王子様の作者だ。」

「そうか・・・星の王子様は読んだことがあるような気がする。」

「面白かった?」

「覚えてない、読んだのはずいぶん昔だからね。ただ、羊の入った箱の話は覚えている。何度羊の絵を描いても納得しない星の王子様に、この中に羊がいるからって、箱の絵を描いて渡すエピソード。」

「どう思った?」
「それはいいアイデアだと思った。」
「そうか」
ジョニーは言った。



空は、世界とつながっているんだね。地面も世界とつながっているよ。



サン・テグジュペリは、飛行機乗りだった


「サン・テグジュペリは、航空便の手紙を配達する飛行士だったんだ。ヨーロッパからアフリカ方面に、郵便物を飛行機で届ける仕事をしていた。」
「そうなんだ」
「夜の空を一人で荷物を積んだ飛行機で飛ぶ仕事をしていた。そのことを書いた本を読んだことがある。」

「その本は、メルヘンなのかい?」
「いや、違う」

ジョニーは言った。
「主人公が、配達の飛行機に乗って飛び続けながら一人語りをする小説だった。」

「その本は、面白いのかい?」

「いや、ぜんぜん面白くなかった。」

ジョニーは答えた。


サン・テグジュペリの不思議な本の話


「面白くなかった?」

「面白くなかった。飛行士が、空を飛びながらずっと何かを一人で話し続けている話だから。」

「そうなんだ」



「でも・・・」

ジョニーは続けた。

何ページか読んで、読むのをやめた。それから数か月して、また少し読んで面白くなかったから読むのをやめた。それからまた数か月して読んで・・・

「読み終わったのかい?」

僕はなんだかおかしくなって聞いた。

覚えていない、たぶん最後には全部読んだと思う。本のタイトルも内容も覚えていない。でも、途中で気が付いたんだけど、本を読んでいると、なんだか目の前に主人公の操縦する飛行機の窓から見えている風景が見えるような気がしてきたんだ。暗い闇の中を操縦し続ける飛行士が見ている風景

「そうなんだ」
僕は、想像してみた。

暗い闇の中を飛び続ける飛行機の操縦席の窓から見える風景。

「不思議な本だね。」
僕はジョニーに言ってみた。
「そうだね」
ジョニーは答えた。

「サン・テグジュペリの最後のフライトは、1944年、第2次世界大戦のさなかに、偵察機に乗って飛び立ったきり帰らなかった。」

「そうなんだね」
僕は答えた。


サンテグジュペリの話 夕暮れの木
だいぶ夕暮れがせまってきたよ。



サン・テグジュペリと西郷どん


「どうしてサン・テグジュペリの話を?」
「この前、録画してあった、NHK大河ドラマの「西郷どん」の最終回を観たんだ。

そしたら、西郷隆盛が死んだころに地球に接近していた火星を、人々が西郷星と呼んでた、というエピソードがあって・・・それを観ていたら、サン・テグジュペリのことを思い出したんだ。夜、空の星に向かって飛び続けるサン・テグジュペリの話」

「面白いね」
僕は答えた。

「韋駄天も面白いよ。」

「新しく始まった、NHKの大河ドラマだね。」

僕は答えた。

「宮藤官九郎が原作だからね。」

「ジョニーは、宮藤官九郎が好きなんだね。」

「宮藤官九郎作品は、ロマンがあるよ。」

「そうかな。」

「そうだよ。」
ジョニーは笑った。
僕も笑った。

ねえ、ジョニー・・・サン・テグジュペリの話をしていて、「西郷どん」の話が出てくるのは、正直わけわからないと思ったけれど、それがまあ、ジョニーのロマンでメルヘンな世界観なんだね。

僕はそういうのも嫌いじゃないよ。
ジョニーは、メルヘンや、ロマンについて話をしたかったのかな?



ジョニー、もう帰ろうか、うん。



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2019年1月20日日曜日

トレッキングの靴を買おうと思うんだ、僕はジョニーに言った。くつを買う

トレッキングの靴を買おうと思うんだ、僕はジョニーに言った。


「山登り、トレッキングの靴を買おうと思うんだ。」
 僕はジョニーに聞いてみた。
「どんな靴がいいのか教えてもらえないかな 。」
「分かった。」

ジョニーは言った。

「どんなところの山に登りたいか教えてくれないかな。」

「 そうだね、初心者だからあんまり高いところとか、岩場のところとかは登りたくないな。 それと雪のあるところもまず無理だと思うので行かないと思うよ。」


「 なるほど。」
僕は答えた。


軽登山、トレッキングの靴についてのジョニーの考え方


ジョニーはちょっと考えて言った。

「日本アルプスのような標高2000m以上の本格的な山に、登山したり、山登りに使う靴はきちんと専門店で買うべきだと思う。でももし君のように雪がないところや標高2000m以下の山などに登るための靴を用意するのであればあまりにこだわらなくてもいいと思うよ。」

 ジョニーは答えた。


ハイカット、ローカットどっちがいい?

軽登山、トレッキングの靴についてのジョニーの考え方


「じゃあジョニー教えて、靴はハイカットの靴とローカットの靴とどっちがいいの?」

 「そうだね、あんまり未舗装路の登山道に慣れてないのならばハイカットの靴がいいと思うよ。登山道は凸凹していることも多い。ハイカットの靴ならば足首を守ってくれるので、くじいたりすることが少なくなる。」

 「なるほど」
僕は答えた。


靴のサイズについて

軽登山、トレッキングの靴についてのジョニーの考え方


「靴のサイズは、ぴったりの靴がいいの?」
僕は聞いてみた。

「以前マラソンを走るために、スポーツ店に行って、ランニングシューズを選ぶときにお店の人に教えてもらったことがある。自分の足のサイズより 1 CM か1.5 CM ぐらい大きめの靴を買うようにアドバイスしてもらったんだ。」

ジョニーは言った。
靴の合わせ方はこんな風だと教えてくれた。

まず靴のかかとの部分を合わせるようにする。
それで足の親指の指先の部分に2 ㎝~1 .5㎝ ぐらいの空間ができるようにすれば、そのサイズの靴がちょうどいい

「最初は大きいかなと思ったけれど、そのサイズで、ランニングをしてみると本当に楽だった。同じように山登りの時の靴もこんな風に指先に、2 ㎝~1 .5㎝ ぐらいの空間ができるようにすれば、山歩きの時、特に下りの時とかに足の爪が指先が靴の当たって痛いとかいうトラブルは随分軽減するんだ。」


甲高幅広の靴はどうすればいい?

軽登山、トレッキングの靴についてのジョニーの考え方


「ついでに聞いてもいいかい。僕の足は甲高幅広というタイプで日本人に多いと言われるものだけれども普通の靴だと、長時間歩くと足が締め付けられるように痛むんだ。何かいい方法はないかな?」

「靴の幅のサイズで、「E」という表示がある。幅広い場合は、2E(またはEE)や3E(またはEEE)の靴を選べばいいんだ。」

ジョニーは答えた。

「外国メーカーの靴は、2Eや3Eなどの幅広いデザインの靴がない場合がある。この場合は自分の足のサイズより2cm から3 CM ぐらい大きな靴を選ぶといい。もちろん試し履きをすることをお勧めするけどね。」

ジョニーは続けた。

「まだ種類の少ないトレイルランニングの靴を選ぶとき、輸入ものだと 幅広サイズのシューズがないけどその靴が欲しい場合はこの方法で靴を購入しているそうだよ。」

「そうなんだ」
僕は答えた。


本格的な登山靴はどう違うの?

軽登山、トレッキングの靴についてのジョニーの考え方


「ところで、本格的な登山靴は、普通のトレッキングシューズとどう違うんだい?」
僕は聞いてみた。

「そうだね、一番大きい違いは本格的な登山靴になると靴底がすごく固いものが多いよ。
これは未舗装の道を、重い荷物を持って長時間歩いたり、重い荷物を持って岩場を歩いたりする時などのことを想定しているんだ。
靴底が硬いのは慣れると楽だけれども、慣れるまでちょっと違和感があるかもしれない。」

ジョニーは言った。

「日帰りのトレッキングや軽登山のようにあまり重い荷物を持たないのであれば、あんまり本格的な登山靴を履くことよりも普通の歩きやすい靴の方がいい場合もあるよ。」
 ジョニーは言った。

「重い荷物ってどのくらい?」
僕は聞いてみた。
「そうだね、10kgを越えてきたら重いかな、日帰りの山登りならば10kgを超えることは少ないと思うよ。」


靴の手入れ方法とかは、どうする?

軽登山、トレッキングの靴についてのジョニーの考え方


「靴は、土や埃がついた状態で靴箱などにしまうと、土の微生物が靴の底のゴムなんかを、分解してしまうそうなんだ。 何年か履かない登山靴を久しぶりに履いたら、底がボロボロになって壊れてしまったなんていう話はよく聞く。
山登りから帰ったら、

  • 中敷きを外し中を乾燥させよう。
  • 靴底についた土なんかは綺麗に落としておこう。
  • 出来れば底を水洗いしておこう。


それからできれば時々履いてあげるのがいいかもしれないね。

ジョニー愛用の靴。日本メーカーで、3Eサイズが魅力。しかもリーズナブル







靴の価格とかは?

軽登山、トレッキングの靴についてのジョニーの考え方


「まあ履きやすい靴ならば、値段はあんまり気にしなくても大丈夫だと思うよ。」

「あんまり山に登らない人は無理に高い登山靴を買わなくてもいいと思うよ。」

もちろん、もう一回言うけど、あまり高くない山で、日帰りトレッキングで、雪のない時期に行くということで話をしているけどね。

 「なるほど」
僕は答えた。

「それと」
ジョニーは言った。
「 もし靴底が壊れてしまった時なんかにはガムテープや布テープで応急措置をするといい。ガムテープなんかは全部持って行く必要なんかないから2 メートルか3メートル分を、 何かに巻きつけて持って行くといいよ。トレッキングポールなんかに 1~2mくらい巻き付けておくと忘れずに持っていける。」

「なるほどね」
僕は答えた。

*****ジョニー愛用。HITEC デザインはイギリス。
作っているのは、ムーンスター。学校の上履きなんかを作っているメーカーで、とにかく丈夫。基本3E(2Eの靴もあり)なのもうれしい。
底は少しすり減るのが早いが、コストパフォーマンスは最高!



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2019年1月18日金曜日

トレッキング、山登り必携!ヘッドランプとIPXについて語る

ジョニー山中が、ヘッドランプをしている。

「かっこいいね、ジョニー!」と僕は言った。
「そうかい!」
ジョニー山中はまんざらでもなさそうである。

最近、ジョニー山中がヘッドランプを購入したらしい。


トレッキング、山登り必携!ヘッドランプとIPXについて語る



トレッキング、山登り必携!ヘッドライト
この角度がいいかな?

トレッキング、山登り必携!ヘッドライト2
いやこの角度がいいかな?


ジョニー山中は、ヘッドランプについて、話しはじめた。

「ヘッドランプは、この10年で5台買った。
 ほぼ毎晩毎晩、家の周りを犬の散歩をしているから、ヘッドランプは必携品なんだ。」

「まわりに街灯とかはないのかい?」僕は聞いてみた。

「ない、山の中の1軒家だから。」
 ジョニーは答えた。

「ヘッドランプを買う時に気にすることはあるの?」

「IPX」
 ジョニーは答えた。
「IPXってなんだい?」僕は聞いた。

「防水性能」
ジョニーは答えた。


IPXとは、防水性能のこと


「IPXとは、厳密に言うと、防塵性能も表しているが、いろいろ書くとわかりにくくなるので、ちょっと省略。要するに防水性能をIPX0~IPX10の段階で表しているんだ。スマホの防水機能もこのIPXで表されている。」

ジョニーは続けた。
「IPX0は、防水性能なしで、IPX1からIPX4までは、いわゆる生活防水(水しぶきがかかっても大丈夫)というくらいのレベル。」

「IPX5くらいからは、直接水がかかっても大丈夫というくらいになる。そしてIPX8は、最高レベルの防水性能といわけさ。」

「最高の防水レベルって?」
「ほぼ完全密閉状態で、水につけても大丈夫ということだ よ。」

「なるほど。」僕は答えた。


防水性能はそんなに重要なの?


「だって、日帰りの山登りやトレッキングで、ヘッドランプを使う状況を想像してみると、何かトラブルがある可能性が高い。
もし、雨の中で夜になって、防水機能がなくてヘッドランプが壊れたと思ってみるといい。

周りは雨、防水機能がなくてヘッドランプが壊れてしまった・・・ 最悪だと思わないかい?」

「確かに」僕は答えた。


防水性能IPXは、基本水道の水で確認している。


「ただ、防水規格(IPX)は、水道水で実験することが前提なので、海水(濃度が違う)や、お風呂のお湯(温度が違う)などの場合はちょっと注意が必要なんだ。」

「例えば、下の写真では、中のネジの部分が錆びて仕舞っている。これは夏の間に使っていたら汗をかいてその汗が時間をかけて染み込んでしまった。
IPX4程度の防水規格で、蓋を閉めた時に水が入らないようにゴムのパッキンがついているのに、こんなことにもなってしまうこともある。」




「 今まで使ったヘッドランプは、ゴムの劣化などを考えるとやはり使い始めて3年ぐらいで壊れてしまった。まあそんなもんかなという感じかな。」

ヘッドランプの明るさはどう?

「明るさなんかはどのくらいがいいの?」僕は聞いてみた。

「ルーメンで表示されているもので言えば、50ルーメンくらいの明るさがあればいいんじゃないかな。走ったりする場合ならば、100ルーメンくらい必要だと思うけど、歩く場合は、50ルーメンで充分だと、ジョニーは思う。散歩の時は、暗闇に目が慣れてくるのでECOモードで使っているから25ルーメンくらいの明るさでも問題ないよ。」

「明るさは、ルーメンとルクスとカンデラがあるけど、光源の明るさは、ルーメン。照射面の明るさがルクス。光源から出た光の途中の明るさの値がカンデラ。」
「いろいろあるね。」
「ヘッドランプの明るさは、ルーメンになる。ルクスとカンデラは、状況によって値が違うから、ヘッドランプの明るさの値としては比べにくいからね。

2つともスィッチが壊れてしまった。


ヘッドランプの電池はどう?


「つい最近まで使っていたヘッドランプ。単4電池を3個入れて使うタイプだった。一日一時間弱の散歩でだいたい2ヶ月ぐらいで電池を交換していた。」

「それに」とジョニーは付け加えた。

「長持ちしすぎると、普段使わない人は電池を交換するタイミングがわからなくなるかもしれないから、無理に長持ちするタイプでなくてもいいと思う。」


単4、3本のタイプ

これもシンプルで使いやすかったけど・・・


今回購入したのは、電池が単3電池一個のタイプ、データによると16時間程度点灯可能ということ。 
1回の散歩が1時間かからないぐらいなので まあ1ヶ月ぐらいは持つんじゃないかとは思う。
IPX4、防滴くらいの防水性能。明るさは50ルーメン。

++ジョニーが今回購入したヘッドランプはこれ++
 

++++



単3が1本は便利


ヘッドランプの値段


「ヘッドランプって色々値段があるよね。」僕は聞いてみた。

「LEDの性能も若干落ちてくるし、スィッチも壊れてくる。今までヘッドランプは、だいたい3年くらいで交換してきた。値段もいろいろあるけど、1000円~2000円くらいのもので、シンプルなものがかえって使いやすいと思う。もちろんいろいろな考え方があるので、あくまで個人的な意見だけどね。まあ、それほど値段が高いものでもないし、持っていたら便利だ。」

「山登りで、テント泊なんかするならもう少しいいもの、PETZLやブラックダイヤモンドなどを購入するのも良いかもしれないけれど、とにかく、ヘッドランプは、トレッキングや山登りに、1個持っていてほしい。

ジョニーは言った。


トレッキング、山登り必携!ヘッドライト
ヘッドランプなんて私たちには必要ないわ!

毎晩散歩しているって言ったけど、


「ジョニーは夜の散歩は怖くないの?」僕は聞いてみた。

「ない」ジョニーは答えた。

「夜の山道を散歩していると ハクビシンなどの目が光ったりするのがよくわかる。ヘッドランプの光に反射するんだ。

生き物の目が反射するのを見つけた時は嬉しいよ。めったに見られないけど、ふくろうに出会うこともあるし、この前は ムササビが頭の上を飛んでいった。夜の散歩は楽しい。」
ジョニー山中はそう言って笑った。

「なるほど」僕は答えた。

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2019年1月17日木曜日

我拝師山 弘法大師の生まれ故郷、香川県善通寺の山に登る


我拝師山の石灯籠の中のジョニー
ジョニー山中です。
こんにちは、ジョニー山中です。
ちょっと、箱の中に入ってみた。

石の中って、なんとなく懐かしい・・・なんだか胎内にいるような気持がした。
我拝師山山頂に登る
ジョニー出ておいで!


我拝師山 弘法大師の生まれ故郷、香川県善通寺の山に登る


香川県善通寺の、四国八十八箇所の73番目のお寺「出釈迦寺」の奥の院。この奥の院からさらに登った所にある我拝師山に登った。

四国八十八箇所の73番目のお寺「出釈迦寺」の奥の院への道。


四国八十八箇所の73番目のお寺「出釈迦寺」の奥の院へは、舗装路を登る。
やがて、石灯籠がたくさん並んだ所が見えてくる。ここが、奥の院への登り口。
出釈迦寺奥の院登り口

車で来られるのは、いちおうここまでで、車はこの先はいけないこともないがやめておいたほうがいい。
ここから奥の院までの道は、舗装した道をずっと進む。
なかなかの急登である途中車止めのチェーンがあって、そこまでは一応車も行けるようにしてあるようだが実際には車で行く人はほとんどいないんじゃないかと思う。

コンクリートで舗装してあるがすごい急登なのでなんだか車が痛んでしまいそうな気がする。

実際、車は1台も見かけなかった。
 
舗装された山道をしばらく歩くとやがて奥の院が近づいてくる。


奥の院と、我拝師山が見えてきた。

奥の院の山門



捨身ケ岳と刻まれた石碑が建っている。
そこから急な石畳を登ると奥の院の建物。トイレもある。
鐘もあり、展望も良い。






その奥の院の建物の下をくぐり抜けると我拝師山の岩場が始まる。
奥の院からは標高差100 M ほどなのですぐに行ける。
ただしなかなか険しい岩場になっているので十分に注意して行ってもらいたい。



神聖な修行場に気が引き締まるジョニー山中

奥の院からの岩場は、標高差が約100 M。
そのうちの50 M ぐらいが険しい岩場になっている。

何箇所か鎖の場所もあり、遠目には恐ろしいが、足元はちゃんとステップがあるので、慎重に3点支持で登れば特に問題はない。



岩場の辺りで、一息つきながら北のほうを見ると瀬戸大橋と 瀬戸内海が見える。
右手に瀬戸大橋、左手の方には水島工業団地。本州と四国は近いんだなあというのを改めて感じる。

岩場から下にある奥の院、工事中だった。

やがて、岩場が終わり、普通の山道になる。

もうすぐ我拝師山山頂


山頂到着。善通寺の山、この我拝師山を含め、香色山、筆山、中山、火上山の5つを併せて五岳山と呼び、縦走できるようになっている。


我拝師山山頂到着

我拝師山山頂からは、あまり眺望はないが、北のほうが少し開けている。


我拝師山山頂からの景色

慎重に岩場を下る



香川県の山って、まんが日本昔話を思い出させる


香川県の山を見るとなんだか 先が尖ってなくてまん丸くてまんが日本昔ばなしに出てくる山みたいだな~と思っていつも見ていた。

その山の一つに今日は登ってみた。

市原悦子さんが亡くなった日に


山を降りた夕方、まんが日本昔ばなしの声優をしていた市原悦子さんが亡くなってしまったということをニュースで聞いた。
久しぶりにまんが日本昔話を思い出していただけに、ちょっと感慨深いものがある。

ご冥福をお祈りします。


高知の山とずいぶん雰囲気が違う




善通寺は、弘法大師の生まれ故郷



ジョニー山中は知らなかったのだが、弘法大師は、この善通寺生まれなのだそうだ。

地名だけでなく、善通寺というお寺が、いまでもあるとのこと。

知らなかった・・・






ジョニー山中、石灯籠が気に入った様子。


お~い!ジョニー!いつまで石灯籠にいるつもりだ~帰るぞ~!



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山で行方不明になった、一卵性双生児の兄「もみあげエルヴィス兄さん」を探しながら旅を続けるジョニー山中。

旅をテーマにスポーツツーリズムをしながら自分自身のメタボ対策もしているジョニー山中



嗚呼、ジョニー次はどこに行くのか?

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