2019年1月22日火曜日

サン・テグジュペリについてジョニー山中は不意に語った。

夕暮れ時のジョニー山中


「サン・テグジュペリって知っているかい?」

夕暮れの河川敷の堤防に座っているとき、ジョニーは、そう言った。

サン・テグジュペリについてジョニー山中は不意に語った。


「知らない。」
僕は答えた。

「サン・テグジュペリは、フランスの作家だよ」

「そうなんだ。」

「星の王子様の作者だ。」

「そうか・・・星の王子様は読んだことがあるような気がする。」

「面白かった?」

「覚えてない、読んだのはずいぶん昔だからね。ただ、羊の入った箱の話は覚えている。何度羊の絵を描いても納得しない星の王子様に、この中に羊がいるからって、箱の絵を描いて渡すエピソード。」

「どう思った?」
「それはいいアイデアだと思った。」
「そうか」
ジョニーは言った。



空は、世界とつながっているんだね。地面も世界とつながっているよ。



サン・テグジュペリは、飛行機乗りだった


「サン・テグジュペリは、航空便の手紙を配達する飛行士だったんだ。ヨーロッパからアフリカ方面に、郵便物を飛行機で届ける仕事をしていた。」
「そうなんだ」
「夜の空を一人で荷物を積んだ飛行機で飛ぶ仕事をしていた。そのことを書いた本を読んだことがある。」

「その本は、メルヘンなのかい?」
「いや、違う」

ジョニーは言った。
「主人公が、配達の飛行機に乗って飛び続けながら一人語りをする小説だった。」

「その本は、面白いのかい?」

「いや、ぜんぜん面白くなかった。」

ジョニーは答えた。


サン・テグジュペリの不思議な本の話


「面白くなかった?」

「面白くなかった。飛行士が、空を飛びながらずっと何かを一人で話し続けている話だから。」

「そうなんだ」



「でも・・・」

ジョニーは続けた。

何ページか読んで、読むのをやめた。それから数か月して、また少し読んで面白くなかったから読むのをやめた。それからまた数か月して読んで・・・

「読み終わったのかい?」

僕はなんだかおかしくなって聞いた。

覚えていない、たぶん最後には全部読んだと思う。本のタイトルも内容も覚えていない。でも、途中で気が付いたんだけど、本を読んでいると、なんだか目の前に主人公の操縦する飛行機の窓から見えている風景が見えるような気がしてきたんだ。暗い闇の中を操縦し続ける飛行士が見ている風景

「そうなんだ」
僕は、想像してみた。

暗い闇の中を飛び続ける飛行機の操縦席の窓から見える風景。

「不思議な本だね。」
僕はジョニーに言ってみた。
「そうだね」
ジョニーは答えた。

「サン・テグジュペリの最後のフライトは、1944年、第2次世界大戦のさなかに、偵察機に乗って飛び立ったきり帰らなかった。」

「そうなんだね」
僕は答えた。


サンテグジュペリの話 夕暮れの木
だいぶ夕暮れがせまってきたよ。



サン・テグジュペリと西郷どん


「どうしてサン・テグジュペリの話を?」
「この前、録画してあった、NHK大河ドラマの「西郷どん」の最終回を観たんだ。

そしたら、西郷隆盛が死んだころに地球に接近していた火星を、人々が西郷星と呼んでた、というエピソードがあって・・・それを観ていたら、サン・テグジュペリのことを思い出したんだ。夜、空の星に向かって飛び続けるサン・テグジュペリの話」

「面白いね」
僕は答えた。

「韋駄天も面白いよ。」

「新しく始まった、NHKの大河ドラマだね。」

僕は答えた。

「宮藤官九郎が原作だからね。」

「ジョニーは、宮藤官九郎が好きなんだね。」

「宮藤官九郎作品は、ロマンがあるよ。」

「そうかな。」

「そうだよ。」
ジョニーは笑った。
僕も笑った。

ねえ、ジョニー・・・サン・テグジュペリの話をしていて、「西郷どん」の話が出てくるのは、正直わけわからないと思ったけれど、それがまあ、ジョニーのロマンでメルヘンな世界観なんだね。

僕はそういうのも嫌いじゃないよ。
ジョニーは、メルヘンや、ロマンについて話をしたかったのかな?



ジョニー、もう帰ろうか、うん。



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山で行方不明になった、一卵性双生児の兄「もみあげエルヴィス兄さん」を
探しながら旅を続けるジョニー山中。

旅をテーマにスポーツツーリズムをしながら自分自身の
メタボ対策もしているジョニー山中


嗚呼、ジョニー次はどこに行くのか? というか、
このブログは、いったいどこに行くのか?

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