俺はジョニー山中。
メタボでシャイな1500万54才。
先日は、高知県仁淀川町の雑誌山(ぞうしやま)トレッキングの昼食時、お湯を注いだカップうどんのふたの重しに使われた。
だが、そんなことは気にしない。
前回のお話・・・
水の峠から雑誌山、ブナとヒメシャラの林へ
さて、寒くなってくると、山登りの時にお湯が欲しくなる。
以前は、ガスボンベとコンロを持って山でお湯を沸かしたものだが、最近はあまりやらなくなった。
どうするのかって?
お湯を持ってゆくのさ。
サーモスなど、最近のポットは良くできている。
朝、沸騰したお湯を入れておくと、お昼くらいなら、カップラーメンがつくれるくらいの温度を保っている。
まあ、正直、熱湯!とはいかないが、問題なくカップラーメンがつくれる。
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お湯を沸かす?持ってゆく?トレッキングと気圧の話
もちろん、お湯をコンロで沸かしたら、沸騰した水でカップラーメンがつくれる。
でも、ちょっと待って。
そこに気圧がからんでくる。
*****トレッキングと気圧の話
気圧は、引力で引っ張られる空気の重さの事。
ついでに言うと、地球の回転スピードは、日本あたりで、
時速1400km/hくらいだそうだ。
生まれた時からその環境にいるからとは言え、
常に時速1400km/hの速さのなかでいるってすごい話だ・・・
気圧の話に戻そう。
基本的には、海抜0m、
平地の気圧は1032hpa(ヘクトパスカル)
これが1気圧。
ジョニー山中が1500万20才のくらいの頃までは、ヘクトパスカルじゃなくて1032㏔(ミリバール)と呼ばれていたが・・・年がばれるぜ!
*****標高1000mの気圧
この気圧は、標高が上がると、低くなる。
高い山の空気が薄いのはこの気圧が下がるから。
ちなみに
標高1000mまで上がると、気圧は903hPa
標高2000mまで上がると、気圧は807hPaとなる。
標高2000mでは、空気は平地の約80%になるということだ。
*****気圧が下がると沸点も下がる
気圧が下がると、水が気体になる温度も下がってしまう。
同じ体積の場合の密度が下がるので、気体になるのが早くなるから、と言われても若干むつかしいから、まあ適当に理解していただいて・・・
この時(気温が同じと仮定すると)
- 地上での沸点は、100度
- 標高1000mの地点での沸点は96.8度
- 標高2000mの地点での沸点は93.8度
つまり、中四国最高峰石鎚山(1982m)の山頂あたりでお湯を沸かして沸騰したと思っていても、実は沸騰している水の温度は、93.8度ということになる。
ということは、カップラーメンに注がれたお湯は、100度じゃないことになる。
つまり、山頂で無理にお湯を沸かさなくても、ポットで持参したものとさほど変わらないことになる。
それを説明するために、わざわざこんな話をしたのかって?
その通り!(笑)
***山頂でこだわりの100度のお湯を作るためには・・・
圧力鍋を使ってお湯を沸かすという方法がある。
標高6000mの山に行く方々は、圧力鍋を持参するそうである。
ただし、この圧力鍋、しっかり気圧を下げてから蓋を開けないと中身がふきだしてしまうそうだから、注意が必要だ。
まあ、日本の山では、圧力鍋がなくても、お湯を沸かしても、持って行っても、なんとかカップラーメンは作れそうである。
******トレッキングにおすすめのポットは?
ジョニー山中のおすすめするポットのメーカーは、サーモスか象印。
あまり安いのを買うとやっぱりすぐにお湯が冷めてしまう。
カップラーメンで、350mlくらいの水を使い、
食後のコーヒーに250mlくらいの水が必要、
となれば容量は、
600mlくらいがおすすめ。
普通は、350mlか500mlのタイプが多いので、ちょっと多めのタイプをおすすめする。
***ジョニー山中、象印に反応する!?
しかし、「象印」ってすごい社名だな。
ついでに、昭和の時代に、たしか日曜日の午前中にTVでやっていた、家族対抗歌合戦のスポンサーがこの「象印」で
一番ランクの高い賞は、「金賞」じゃなくて
「象印賞!」だった。
審査の結果、「敢闘賞」「努力賞」などの賞があったのだが一番良い成績になると、「象印賞!!!」と司会が叫ぶのを
あの頃普通に見てたけど、冷静に思えば、すごいな、
「象印賞」
さらに言えば、この「歌合戦」という言葉も、すごい時代錯誤じゃないか?
「紅白歌合戦」もそうだけれど
戦国時代じゃないか「合戦」って。
話がそれた。
***サーモスと象印
いずれも、価格もほぼ横並び、性能も横並び。
ただ、うちでは、パッキンなどのパーツを良く洗ってなくしてしまうのでパーツが手に入りやすいサーモスに、軍配が上がるぜ。
*楽天市場から購入できます
ジョニー山中は、最近350mlタイプを二つ持ち歩いている。この方法もありだ! |
***ジョニー山中、軍配に反応する!?
「軍配?」、、、「軍配が上がる」っていう表現もすごいな、
戦国時代に大将が持っていた扇子みたいなやつ「軍配」、
今は相撲の行事が持っているくらいしか見ない。
プライベートで「軍配」を持ち歩いている奴がいたら、ちょっと距離をおいたほうがいいかもしれない。(笑)
****トレッキングと気圧の話
さて、ジョニー山中が個人的に好きなのは、山の上で空になったペットボトルの蓋をしめて持ち帰ったら、ペットボトルがへこんでいるのを見ることだ。
このペットボトルの中は、あの山の上の空気か、などと思いながら、数日かざっておいたりすることもいとおかし。
今日の土佐弁「つかえる」
標準語の「閊える(つかえる)」先に進めない状態、頭がつかえる、車がつかえるとほぼ同じ意味だが、
「トイレがつかえちゅう」
(人がたくさんいてトイレに人が並んでいる)
「車がつかえちょったき遅れた」
(車が渋滞していたので遅れました)
という表現を年のいった方はよく使う。
ところが「トイレにつかえた」になると、
(いそいでトイレに行きたい)という表現もある。
「トイレが」と「トイレに」で違う意味になるので注意!
この「トイレに」の場合は、主語が「尿、便」となり
「尿、便が」つかえている(いっぱいになっている)ので、「トイレに」行きたい、という意味である。
「妙にくねくねするけんど、おんしゃあトイレにつかえちゅうがかえ?」
(変にくねくねとした動きをするが、君はトイレに行きたいのかい?)
くどい話だったわね! |
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山で行方不明になった、一卵性双生児の兄
「もみあげエルヴィス兄さん」を探しながら旅を続けるジョニー山中。
旅をテーマにスポーツツーリズムをしながら
自分自身のメタボ対策もしているジョニー山中
嗚呼、ジョニー次はどこに行くのか?
旅に出よう 今日の体重86.1 kg
少しずつ痩せている
by Johnny
copyright(C)2018,Tomosige Kusunose
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